仙台市泉区小角、仙台藩家老・古内主膳重広公の菩提寺。伊達藩二代藩主・伊達忠宗公霊牌所。

仙台市泉区小角、仙台藩家老・古内主膳重広公の菩提寺。伊達藩二代藩主・伊達忠宗公霊牌所。

仙台市泉区小角、仙台藩家老・古内主膳重広公の菩提寺。伊達藩二代藩主・伊達忠宗公霊牌所。 仙台市泉区小角、
仙台藩家老・古内主膳重広公の菩提寺。
伊達藩二代藩主・伊達忠宗公霊牌所。

境内ご案内

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本堂

明治維新により伊達家の庇護を失い、当寺は財政難に陥ります。
明治30年にそれまでの本堂を解体した後、すぐに本堂の再建が実現しませんでした。そのため昭和9年に庫裡を移築、その建物を長年本堂として使用してきました。
“多くの方々が集い、仏法に触れられるより良き環境を”
新本堂の建立は当寺、明治年間よりの悲願でした。
その悲願であった新本堂の建設に際して、旧本堂は平成20年に解体されました。
平成23年1月、125年振りに大満寺の本堂が落慶いたしました。

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御内陣の天井部には枡組みの意匠による工夫が施されます。
この枡組みは、東大寺大仏殿の枡組み様式と同じ技術を用いて制作されており、今日まで受け継がれた社寺建築の粋を駆使して当寺の本堂は建築されました。

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御本尊 虚空蔵菩薩

当寺のご本尊は元禄十三年四月に造営されたものです。
体内には大佛師の名が記されています。虚空藏菩薩とは、虚空(広大な宇宙)のような無限の福徳・智慧をそなえ、これを人々に与え様々な願いを成就させる菩薩さまです。
右手に智慧を表す剣、左手には福徳を表す蓮華と如来宝珠を持ち、頭上には五つの智慧を表す冠を戴いておられます。

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御前立佛 五虚空蔵菩薩像

五虚空蔵菩薩は、五如来が姿を変えた化身であり、信心の人が豊に幸福になれるよう限りない智慧と法力を与えます。「虚空」とは、宇宙の様の限りないこと。「蔵」は包み込むように蓄え持っていることを表します。限りの無い功徳と智慧を持ち、私たちに安楽と豊かさ等を与える菩薩です。

平成25年1月29日、東北復興祈願として、当寺のご本尊虚空蔵大菩薩のお前立佛像として奉安開眼を修行。秘めた無限の力と揺るぎない和光同塵の妙をご感得ください。
静かに座って手を合わせご参詣下さい。

宝光虚空蔵菩薩ほうこうこくぞうぼさつ(青色:南方)
『能満=願いを叶え、満足を与える』という法力をもつ宝生如来の化身です。
苦しみを除くための如意宝珠を手に持っています。
蓮華虚空蔵菩薩れんげこくぞうぼさつ(赤色:西方)
『施願=願い事を実現する』という法力をもつ阿弥陀如来の化身です。
汚れ無いことの象徴である蓮華を手に持っています。
法界虚空蔵菩薩ほうかいこくぞうぼさつ(白色:中央)
『解脱=迷いからの脱却させる』という法力をもつ大日如来の化身です。
手には何も持たず、説法印を結び解脱の象徴を現しています。
業用虚空蔵菩薩ごうようこくぞうぼさつ(黒紫:北方)
『無垢=汚れを離れた正常な状態にする』という法力をもつ不空成就如来の化身です。
智慧の象徴である羯磨金剛(かつまこんごう)を手に持っています。
金剛虚空蔵菩薩こんごうこくぞうぼさつ(黄色:東方)
『財産・福徳』をつかさどる阿閃如来の化身です。
全てを打ち砕き、悟りを求めるこころの象徴であるインドの武器、金剛杵(こんごうしょ)を左手に持っています。

また、すべての菩薩像が右手に、悟りの障害である三毒(貪瞋痴)を打ち砕くための武器、三鈷鉤(さんここう)を持っています。

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伊達忠宗公 御霊位牌

当寺の中興開基は仙台藩二代藩主・伊達忠宗公であり、本堂に「大慈院殿」の霊位牌をお奉りしています。
忠宗公に仕え最期までお供をされた古内主膳重広公の功績を称えるものです。
当寺が、その古内家の菩提寺であったことから、伊達家より霊位牌を賜り代々守り継いで参りました。

檀信徒会館 「大心殿」

当寺での行事、檀信徒さま法事・会席など、様々な用途に快適にお使いいただけるスペースです。

平成12年、建立

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葬儀会館 「蓮華臺」

当寺では檀信徒の皆さまのために葬儀用施設をご用意しています。
備え付けの祭壇 など、通夜・葬儀に必要な一式を備える会館です。
いつでもご相談ください。

平成18年、建立

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